Wiseは本当にベトナムでお得なのか?海外キャッシングと比較してみた

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7月の終わりに、ベトナムで初めてWiseを使ってお金を下ろしてみた。使ったATMはVP Bank。いつもはこの同じATMを使い、楽天のクレジットカードで海外キャッシングしている。Wiseと海外キャッシング、どっちがお得なのか?実体験から比較してみた。結論から言えば、今のところ海外キャッシングに軍配が上がっている。

上乗せ金額の比較

まったく同じ金額を同日に下ろしているわけではないので比較はしづらいのだが、おおよその目安は立てられる。

  1. 請求された金額
  2. 使った為替レート
  3. 上乗せ料金の計算

こんな順序で今回の検証結果を紹介していく。

請求された金額

それぞれの請求金額を合計した額は下記のようになった。

  • Wise: 24,459円 → 4,000,000 VND
  • 楽天カード: 30,742円(手数料220円+振り込み金額30,522円)→ 5,000,000 VND

僕が使用したVP bankのATMでは5,000,000ドンが上限だった。
ベトナムでのWiseではATM手数料が無料になる引き出し額は月25,000円まで。25,000円で下ろせるのは約4,000,000ドンだった。こちらはWiseアプリの取引履歴。

さらに、こちらはその時の領収書。

こちらは楽天カードの海外キャッシングで下ろしたときの領収書。

2026年現在はVP bankのATM手数料は無料だと謳われているが、楽天カードのキャッシングで下ろした場合、一か月半くらい経ってから手数料が請求されている。 ATM側は無料らしいので、クレジットカード側の請求なのかと予想している。

使った為替レート

今回の比較はGoogleが出してるレートを使って計算した。Googleは市場の中間レートに近い基準値のため、比較の際にはよく使う。こちらのサイトから確認できる。

こちらは7月31日。レートは、1JPY=165.4030VND。

こちらは8月12日。レートは、1JPY=163.3900VND。

上乗せ金額の計算

下ろした額と為替レートでのその日の額を比較し、上乗せ金額を計算してみる。下ろした金額が異なるので、その金額に対する割合まで出してみる。

Wise (7/31)楽天カード (8/12)
引き出し額4,000,000 VND5,000,000 VND
基準レート1 JPY = 165.4030 VND1 JPY = 163.3900 VND
基準金額(理論値)約24,184円約30,602円
実際の支払額24,459円30,742円
上乗せコスト(差額)275円140円
上乗せ割合約1.124%約0.456%
  • Wiseでは7月31日に4,000,000ドン下ろした。1JPY = 165.4030VNDで計算したところ、4,000,000ドン ÷ 165.4030 = 約24,184円。そうすると、実際に払った24,459円 - 約24,184円 = 275円 → 実際に払った金額の割合で見ると、275円 ÷ 24,459円 ≒ 1.124%
  • 楽天カードでは8月12日に5,000,000ドン下ろした。レートは1JPY = 163.3900VNDで計算したところ、5,000,000ドン ÷ 163.3900 = 約30,602円。そうすると、実際に払った30,742円 - 約30,602円 = 140円 → 実際に払った金額の割合で見ると、140円 ÷ 30,742円 ≒ 0.456%

ということで今回の検証では、楽天カードの海外キャッシングで現地通貨を下ろす方が上乗せ金額が安いという結果になった。

楽天カードの海外キャッシングは、ATMで現地通貨を下ろしたのち一日ほど経過すると、明細に記載されるようになる。振り込みが終わってからすぐに返済すると、キャッシングにおける手数料を安く済ませることができる。僕は今回、現金を受け取って4日後に振り込みした。翌日に振り込んでいたなら、もう何十円か安くなっていただろう。

Wiseの場合は、今回下ろした額が一番手数料はかかっていないと思われる。月25,000円を超えて引き出す場合、超えた分に1.75%の手数料がかかるため、引き出す金額によってはさらに上乗せ手数料が増える。
参考にしたのは、Wiseのサイトより。Wiseカードを使ってベトナムのATMからお得に現金を引き出す方法は?

これさえ覚えておけばOK

  1. ベトナムでは、Wiseで下ろすよりも楽天カードの海外キャッシングの方が上乗せ手数料は安い。

まとめ

今回の実測では、Wiseの上乗せ率が約1.12%だったのに対し、楽天カードは約0.46%。楽天カードのほうが半分以下だった。Wiseは上乗せ手数料がなく、為替レートも良いと言われているが、Googleのレートで計算すると、そこまでの上乗せ手数料の安さ、為替レートの良さを体感できなかった。Googleのレートを基準にすると、むしろ今回の実測では楽天カードのほうが、為替レートを含めた実質的な上乗せ額が小さかった。

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