海外で日本のパスポートは更新できる?ビエンチャンで更新した体験記

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今年に入ってからラオスのビエンチャンで新しいパスポートを発行してもらった。10年間のパスポートの期限切れだったからだ。どんな書類が必要だったのか、申請からどのくらいの期間で現物を受け取るに至ったのか、またその料金など、その詳しい経緯を丸ごと記録しておこうと思う。

申請に至った経緯

パスポートは有効残存期間が一年を切ると、切替申請できる。海外でパスポート切り替えを決行するときの注意も含めて記しておく。

海外で切替申請は可能なのか

そもそもの話だが、海外で、しかも観光ビザで、パスポートの切り替え申請は可能なのかという話である。結論から言えばYesだ。日本人は殆どの国の日本国大使館や領事館でパスポートをオンライン申請でき、現地で受け取れる。紛失や盗難に遭った場合でも申請自体は可能。

条件はこの2点である。

  • 前のパスポートと、氏名や本籍地(都道府県)などの戸籍上の記載事項が変わらないこと(変わる場合は、戸籍謄本が必要になる。日本から取り寄せるには手間と料金がかかる)
  • 申請時にパスポートの有効残存期間が6ヶ月以上であること(この期間は国による、基本的にラオスはパスポートの残存期間が6ヶ月以上でないとそもそも入国できないため)

なぜラオスか

帰国して日本で申請することも考えていたが、10年前と申請する内容も変わっていなかったこともあり、思った以上に簡単に海外で更新できることを知った。その時はベトナムにいたのでベトナムで受け取る予定にしていた。ダナンの日本国領事館にて、2025年12月にオンラインでパスポートの発行を申請した。すると領事館より、入国時と出国時に別のパスポートだと出国できるか分からないから、まずは入管に相談してくださいという連絡が届いた。ベトナムではパスポート番号で外国人の出入国を管理しており、番号が変わると前のパスポートと紐付けできず、入管で処理するのに手間取るそうだ。この連絡を受け、ベトナムで申請すると、めんどくさそうだと感じてしまった。そのため、隣国のラオスで相談することを思いついた。ビエンチャンにある大使館にメールで問い合わせたところ、ベトナムと違って入国時と出国時のパスポートが変わっても、何の問題もないし、申請から受け取りまでの期間も2週間〜1ヶ月強で可能だと連絡をいただいた。そのため、ラオスに入国してすぐさま、オンラインでパスポート申請を行ったのだった。

費用と期間

ラオスの日本国大使館では、申請から受け取りの連絡が来るまではきっかり2週間だった。書類不備があったので、再提出した日にちから受け取り可能のメールが届くまでの期間がそうだった。旅券発行手数料はクレジットカード払いで15,900円、これは日本で申請した場合と同額である。現地通貨のキープで支払うと2,271k キープのようで日本円で払うよりも少し損になる。

※この記事で紹介している手数料は2026年3月当時のものである。2026年7月現在、旅券手数料は8,900円に改定済み。制度や料金は変更される場合があるため、申請前に各国の日本大使館・総領事館の最新情報をチェックしておこう。

全体の流れ

パスポート受け取りまでの流れはこうなる。

  1. 受け取り国に入国する
  2. オンラインで在留届を提出する
  3. オンラインでパスポート切り替え申請をする
  4. 大使館まで受け取りに行く

入国する

まずは入国しないと何も始まらない。入国前にその国の入国条件をよく確かめること。ビザを申請する必要があるのか、ノービザで入国可能なのか。パスポート残存期間が十分なのかをチェックする。(殆どの国は残存期間が6ヶ月以上のことが多いが、例外も複数あり、モロッコや韓国、台湾などはもっと短い残存期間でも入国可能である)

在留届を提出する

在留届は基本的に90日以上滞在する人が申請するものだが、90日以下でも申請は可能である。旅レジという外務省が運営しているサイトから申請する。アカウントを作成して、在留届を提出する。パスポート番号やどのくらいの滞在なのか、本籍の住所などを記載する。ラオスは30日しか滞在できないので、30日後を選択する。(僕はビザランにより、それ以上滞在した)

パスポート切替申請をする

同サイトから申請できる。こちらの画面から進むと、アプリを通して項目を入力する画面になるので、指示通り進み、項目を埋めていく。

Online Japanese Passport Renewal Application Form Screen

細かな情報は基本的に「パスポート申請(海外在留邦人用)」というアプリから行う。

このアプリでの注意点だが、証明写真はその場でスマホで撮影したものになってしまうため、太陽光がふんだんに注ぐ明るい場所と時間帯、且つ背景になる場所が無地の白壁を選ぶ必要がある。これは滞在場所の環境に左右されるため、ロケーションの良い部屋を選ぶのに苦労した。宿によっては、暗すぎたり、壁が派手すぎたり、模様がありすぎたりで、良い撮影場所を探すのに手間取ってしまった。それとも良いカフェを探す方が手っ取り早いのかもしれない。

また、署名も必要だが僕は筆跡が薄かったらしく、再提出になってしまった。そんなに薄いとは思わなかったのでびっくりした。なるべく濃く書くように気をつけた方が良さそうである。

大使館まで受け取りに行く

ビエンチャンの日本国大使館は事前予約制だったため、3日前にメールで予約した。クレジットカードの番号を事前に登録しておけば、日本と同価格で払えたのも助かった。ラオスの日本国大使館はメールの返信も速く、質問にも丁寧に答えて頂いたので、ずっとやり取りがスムーズだった。

受け取ったパスポート。裏にバーコードが貼ってある。ラオスで作ったと一目で分かるみたいだ。

Newly Issued Japanese Passport with Barcode Label on the Back

不満だったのはあと、5ヶ月ほど申請が遅かったならもっと安い価格で作れたのにななあというところくらい。

これさえ覚えておけばOK

  1. パスポートの有効残存期間を確認し、受け取り国の条件を満たしているかをチェックする
  2. 旅レジに登録し、在留届届け、及び切替申請をオンラインで行う
  3. パスポートを受け取りに行く

まとめ

手続きというものは面倒である。その中でもパスポート切り替え申請の手続きは殆どをオンラインで行えるので、今は楽々こなすことができる。

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旅・日常・Webの解決ログ。東南アジアを放浪中。[ ABOUT ]
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